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賢く貯金を増やす常識はずれな3つの事実 | ジョ部

貯金・資産運用

賢く貯金を増やす常識はずれな3つの事実

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日本人は世界でもっとも貯金が好きな国民です。

個人の金融資産と現貯金の比率を確認してみますと、
世界の大国アメリカが13%、イギリスで23%、ユーロ圏が33%に対して、
日本は何と52%と圧倒的な数値を叩き出しています。

金額ベースで行ってしまえば、892兆円と言うわけわからない数字、、、

借金大国でもある日本でこの貯金額って実際意味があるのか?と
金融に携わる仕事をしている人に質問をしてみたのですが、こんなことを言っていました。

『意味がない、いわゆる死に金になっている』

貯金のプロに相談してみたとろこ、貯金が悪いことではないが、お金の貯め方が悪いのではないか?という結論になりました。

でも、あまりにも日本の家計の保有資産が現預金に偏りすぎていて、
経済的にも家計的にもマイナスの効果をもたらしているのです。

海外の家系の金融資産の比率をみてみると、アメリカ47%、ユーロ圏25%、日本16%と現金・貯金の割合が逆転をしています。

ここでは、
なぜ、日本の金融の知識がない一般の人が『貯金が良い』と言う考え方なのか?

海外の賢いお金の使い方など、
どうやったら、われわれ個人が賢く貯金を増やしていけるのかをここでは説明していきます。

stevepb / Pixabay

日本人は投資が嫌いな理由

そもそも日本人は投資に嫌悪感を抱いている人が多いです。

その理由としては1990年代のバブル崩壊で、
日本人の間に『投資=怖いもの』という固定概念が刷り込まれてしまっているからです。

バブルで負った傷が癒えぬままに、日本はデフレのスパイラルに巻き込まれて、
株や不動産と言った資産価値の暴落が続いたことによって、
日本人は投資を遠ざけ嫌悪感すら抱いてしまっているのです。

実はここに問題があるのです。

なぜ、日本人は日本以外の国では、誰でもやっている『投資』ではなく『貯金』が好きなのかというと、
投資に対する漠然とした不安にとらわれ過ぎていて、圧倒的にお金の知識不足だからです。

将来のための資産形成について、何をすればわからない人が非常に多く、
さらに言ってしまえば、知識がないから自分が思う何の根拠のないイメージだけで、
大切なお金を守る資産形成をしてしまっているのです。

日本では経済とお金に関する教育を受ける機会がほとんど無いです。

教育を受けないいない世代が、そのまま成人して社会に出て家庭を作り、
親がお金の知識を持っていないから子供にも教育ができないという、
負のスパイラルを作ってしまってるのが一般的なのです。

大事なことは、
イメージだけで物事を決めるのではなく、
ちゃんと知識を得て将来設計をするということです。

これでは、
交通ルールもわからない。運転の仕方もわからないままで、車を運転しているようなものです。

これではいつ事故をするのかわからないですよね?

だから、車を運転するには、事故を起こさないために車校に通いキチンと学び安全に道を走る訓練をするのです。

お金も一緒です。

キチンと安全にお金を貯める方法を学び、安全に人生を歩む訓練を今からしていくべきなのです。

stevepb / Pixabay

お金は人生においてただの”ツール”

日本の普通預金の金利はどれだけなのか知っていますか?

何と現在0,02%しか無いのです。

そもそも、若い世代の人は銀行に預けることで、お金が増えるということを知らない人もいるかもしれません。

銀行に預けることで、お金が増えるということは、世界では一般的なのにも関わらず、
それを知らずに、お金を預けていても利益が生まない場所に、
わざわざ預けているのは、賢い貯金の仕方とは言えないですよね?

その原因は日本人に根付いてしまった、メンタリティ(考え方)にあると思います。

『お金は真面目に働いて手に入れるもの』

『お金儲けはいらしい、悪いこと』

『お金は汚いもの』

と言った概念が根付いてしまっているのです。

こう言ったお金に対する、特殊な意識がある民族は世界でみても少ないです。

つまり賢い貯金をしている海外の一般層には、理解し難いものなのです。

お金は綺麗なものでも汚いものでもなく、漠然と抱える不安を解決するものでもなく、
ただ生活に不可欠なツールに過ぎないのです。

不足すれば困るものだけれど、
ただ貯めて眺めているものではなく、いかに有効的に『使いこなせるか』が大事なのです。

ただ貯めるだけで働いていては、今の世の中では貧困への道をひたすらまっすぐ走るようなものです。

なぜなら、現在の日本人の生涯年収は下がり続けているからです。

社会人の多くはそれを薄々気づいているのにも関わらず、
バブル世代のように、貯金がもっとも安泰であるという考え方では将来的に不安定になってしまうでしょう。

Bru-nO / Pixabay

1、賢い貯金とは節約をすることではなく”使い方”

お金は持っていてもただの紙です。

1億円を持っていても使えなければ、それは何も価値がありませんよね?

海外で日本円を持っていても、その国の通貨に変えることができなければ何も使い道が無い、ただの紙だというのは小学生でもわかることです。

つまり、お金は使い方が重要なのです。

貯金をするというのも、言ってしまえばお金を使っていつことですよね?

つまり
お金を使わない=貯金
では無いのです。

だからこそ、お金の賢い使い方をしなければならないのです。

賢く使うには、お金に対する知識が必要なのです。

でも、そんな知識を学ぶ環境は日本の教育システムには無いのです。

だからこそ大人になってから、学ぶ必要があるのです。

お金の知識を学ぶにも、機会が圧倒的に日本国内では少ないのも事実なのです。

だからこそ、あなた自身がその情報を取りに行かない限りは、
イメージだけのお金の使い方しかできずに、
いつまでたってもお金に対しての不安が生じてしまうのです。

ではどうやったら情報を取りに行けるのか?

それは一度『投資』や『資産運用』は怖いものという固定概念を取っ払うことが大事です。

『投資』や『資産運用』の知識を得たとしてもあなたのお金がなくなることはありません。

あなた自身が納得行かなければ『投資』も『資産運用』もしなければいい話ですしね。

でも、知識を得ることで気づくはずです。

今のままでは、漠然と抱えている将来のお金の不安は解消できないとね。

TheDigitalWay / Pixabay

2、お金を守るにはお金に働かせることが一番

ただお金を持っていてもそれは、お金を守っていることにはなりません。

お金を作る手段は、働くか?節約をするか?の二択しか日本の多くの人は知らないと思います。

もっとも堅実にお金を得るということではありますが、それでは本当の意味でお金を守るということにはなりません。

それはただ単にお金を得るということであって、お金を正しく使うことにはならないからです。

どうやったら正しく使えるのか?

それは、お金に働いてもらうのです。

どういうこと?って思うかもしれませんが、世界の銀行には利率10%というものなど多くあります。

日本の銀行では0,02%なのに関わらず、世界の銀行では10%ですよ?500倍も違うんです。

さらに言ってしまえば、複利で増えていくので

10,000円を預けたら1年後には、11,000円になり、さらに一年後には、11,000円の10%なので12,100円になるのです。

つまり、雪だるま式に増えていくのです。

それが、どうでしょう日本の銀行に預けても、たった400円程度しか増えないのです。

預ける銀行を変えるだけでこんなにも違うんです。

今回は1万円の例で出したので数千円程度と感じるかもしれませんが、100万円だと20万以上も変わってしまうんです。

このように、預ける銀行を変えるだけでお金がかってに働いてくれて、かってに貯金をしてくれるのです。

もし仮にただ節約をして貯金してるのであれば、20万円も得ることはできなかったでしょう。

これは資産運用ですが、
貯金をするお金から少しだけ投資するだけでも、かなり変わってきます。

たとえば、生命保険を切り替えて投資用不動産を購入することでも変わってきたりします。

不動産と生命保険は全く違うものかと思いますが、実は不動産には『団体信用生命保険』等ものがあります。

この保険は、不動産の購入者に加入が義務づけられている保険なのですが、契約者が『死亡または高度障害状態になったとき』に保険金でローンの残債を相殺するというものなのです。

つまり、家族は無借金の状態で家賃収入を得られるマンションを残すことができます。

家賃10万円のマンションを持っていれば、毎月何もしなくても10万円入ってくるということです。

ローンとしての返済なども購入することで、ローンの返済が10万円だとしても家賃で10万円返ってくるので生活費を削らなくても生命保険に入ったことと同じになってくるのです。

つまり賢い貯金をするということは、どのようにお金を”使うか”が重要になってくるのです。

もちろん、不動産投資などは大きな額をかけるものなので、よく家族と相談をしたり、専門家に詳しく聞くことをおすすめします。

Tumisu / Pixabay

3、お金の選択肢を増やす

人生は選択によって決まります。

子供の頃に親にこんなことを言われたことはありませんか?

『勉強をして良い学校に行きなさい』

僕はこう言われてふと思ったんです、なんで良い学校に行かなければならないんだろうと

良い学校にいくという事は、卒業をして大企業に働くことだと思っていました。

別に僕はいい企業に働くよりも好きな仕事をしたいって思って勉強をしていなかったのですが、
ほんとはこの『勉強をしていい学校にいく』ということはとても賢いことだと大人になって気づきました。

良い学校にいく、つまり有名大学などにいくことで働く企業の選択肢が増えるからです。

大企業に働かなくてもいいと僕は思っていましたが、もしかした僕の好きな仕事は大企業の中になるのかもしれません。

でも、勉強をしていなかった僕は大企業に働く事はできないのです。

つまり選択肢を失ってしまっていたのです。

お金も同じ事が起こりうるのです。

今のままの現金貯金もいいかもしれません。

でも、それだけの選択肢だと、あなたの人生設計に合わない可能性があります。

年金もいつもらえなくなるかもしれない世の中で、働いて貯めるだけのお金の使い方では間に合わなくなってしまう可能性だってあるのです。

もしかしたら、働いてもらえる給料が少なくなってしまう場合だってあるのです。

現にどんどん日本人の生涯所得は下がっていますしね。

つまり選択肢を増やすためにも、『投資』や『資産形成』の知識は必要になってくるのです。

最後に

不安を煽るようなお話をしてきましたが、
これが日本の現実なのです。

将来の日本に未来が無いと感じるかもしれませんが、一国民である僕たちの意識が少しずつ変わる事で、日本の未来は変わるかもしれません。

豊かな日本の未来の鍵を握るには、国民一人一人のお金の知識レベルをあげるのが大事だと思っています。

日本の家計が保有する89兆円もの現預金のうち、200兆円が投資に向かい、年間で5%のプラスリターンが得ることができれば年間10兆円もの資産効果が生み出せてしまうのです。

『死に金』と呼ばれている、膨大な現預金をうまく活用することで、日本の未来を変えることができると感じています。

日本の未来が変われば、国民の家計の負担も変わってくるはずです。

つまりあなたの家計の負担が少なくなってくるのです。

日本の未来を変えるためではなく、あなたの家計を少しでも豊かにするためにも、
あなた自身が、少しだけでもいいので、お金に対する知識を得ることが重要だと思っています。

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